こぎつねの家

Posted on
Pocket

 こぎつねの家は、東京の自然が残る閑静な住宅地にあります。庭には四季の花が咲き、最寄りの駅から渋谷まで15分ほどです。

 1972年に建てられたこの家は、半世紀ちかくになりますが、軽量鉄骨造りで、現在の耐震基準をもクリアしています。ドイツの友人たちと一緒に借りました。

 部屋に一歩足を踏み入れたときに台所の作りなどを見て、「あぁ、ここには暖かい家庭と愛があったんだなぁ」と思ったものです。

 以前、ある在日の女性が、「普通の日本人なら簡単に手に入るものが、私たちにはあまりにも難しく、遠く、手が届かなかった」と語ったことがあります。住む家を借りるのが大変だったこともそうですが、穏やかな「家庭」は、それ以上に、多くの在日にとって手の届かないものだったと思います。

「こぎつねの家」

異なる出自を持つ人たちの語り合いの家

小さく、一歩ずつ